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花咲か父さん 洋らん栽培 

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2015年 11月 03日

Cattleya perrinii fma. coerulea

カトレア ペリニー fma. セルレア

昨年春に蘭友さんから頂いた株がうちで初めて咲きました。
以前はレリア属に分類されていましたが、現在はカトレア属に移行されています。
ペリニーは秋咲きの代表選手ですが、花命が短いためか、蘭会例会や蘭展などの公の場ではあまり見かけません。栽培している人が少ないのかもしれません。
また、花弁にちょっと触るだけでもキズが付きやすく、ちゃんとした状態での花を見るのが難しいとの声も聞きます。今回、花弁に触らないように気をつけて咲かせたので、しっかりした花を見ることができました。
ずっと前栽培していたことがありましたが、手放してしまい、久しぶりの開花です。
王道カトレアのふくよかさはありませんが、楚々とした原種の趣が好きです。
来年は1茎に2輪くらい咲かせたいです。
Cattleya perrinii fma. coerulea_a0267399_22555042.jpgCattleya perrinii fma. coerulea_a0267399_2256696.jpg

# by hanasaka-tohsan | 2015-11-03 22:59 | Cattleya & Relatives
2015年 10月 23日

Bulbophyllum blepharistes

バルボフィラム ブレファリステス

ラベルを見ると3年前に春ひなオーキッドさんから購入していました。
昨年初花が咲いたのですが、撮影タイミングを逃し、今回初めてのアップです。花期は秋のようです。
長いほふく茎を伸ばすので鉢植えには向いていません。購入した時からヘゴ着けになっていました。まん丸バルブの上にウサギの耳のような分厚い葉っぱが2枚着きます。
同時に何輪も咲くことは殆どなく、1~2輪ずつ咲いて、終わると次が咲くというパターンで長期に開花が続きます。今回たまたま4輪同時に咲いていたのでチャンスと思い撮影しました。
個々の花は小さくNS 1cm×4cmくらいです。
Bulbophyllum blepharistes_a0267399_071789.jpgBulbophyllum blepharistes_a0267399_075771.jpgBulbophyllum blepharistes_a0267399_081085.jpgBulbophyllum blepharistes_a0267399_08246.jpg

# by hanasaka-tohsan | 2015-10-23 00:12 | Bulb. & Cirr.
2015年 10月 22日

Spiranthes cernua

スピランテス セルヌア

北米産で日本のネジバナに近縁、和名は白花秋咲き大輪ネジバナというそうです。(別名アメリカネジバナ、アメリカモジズリ)
昨年末に「高尾の狸」さんから頂いたものです。高尾の狸さん、ありがとうございました。
頂いた時はほぼ休眠中で地上には小さな葉がちょこっと残っている程度でした。冬の間は低温室(最低気温5℃くらい)に置き、たまに水やりしていました。
春~夏に生長し、今開花しました。3株ありましたが2株は病気が入ってしまったので抜き取り、1株だけの開花となりました。
花茎は約40cmと日本のネジバナより長いです。1輪のNSは5mm程度と極小輪。
ネジバナは群生させると見栄えがするので、少しずつ殖やしていければと思います。
Spiranthes cernua_a0267399_153752.jpgSpiranthes cernua_a0267399_155363.jpgSpiranthes cernua_a0267399_161180.jpg

# by hanasaka-tohsan | 2015-10-22 01:11 | Orchids (Others)
2015年 10月 19日

Clowesia Grace Dunn 'Chadds Ford' プラ鉢・素焼き鉢による生育の違い

クロウェシア グレースダン 'Chadds Ford'

この品種を今年の春に植え替える際、ミズゴケ・プラ鉢植えとミズゴケ・素焼き鉢植えの2パタンで生育の違いを見てみることにしました。
これまではミズゴケ・素焼き鉢植えでの栽培ばかりで、プラ鉢栽培はやったことがなかったのですが、近縁種のシクノチェスはプラ鉢植えの方が、生育がいいような気がしていたので、今年この品種でもどうなのか確かめようと思った次第です。
どちらも2号鉢で全く同じように育てました。同じ場所で管理し、夏場は肥料と水をどちらにも十分に遣りました。
結果は下の写真の通り。左が素焼き鉢植え、右がプラ鉢植え
Clowesia Grace Dunn \'Chadds Ford\' プラ鉢・素焼き鉢による生育の違い_a0267399_126156.jpgClowesia Grace Dunn \'Chadds Ford\' プラ鉢・素焼き鉢による生育の違い_a0267399_1264082.jpg
ご覧のように、プラ鉢植えの方が圧倒的に大きく育っています。こんなに違いが出るとは!!
プラ鉢植えのバルブは最大直径約4.5cm、高さ8cm、バックバルブの何倍もの大きさにも育っています。一方素焼き鉢のバルブは最大直径約2.5cm、高さ4.5cmで、バックバルブとほぼ同じ大きさです。最終的にもう少し太るとしてもバックバルブより少し大きくなる程度だと思います。
Clowesia Grace Dunnにはもう一つ'Beaver Valley'という個体もあり持っているので、こちらも同様のテストをしたのですが、やはりプラ鉢植えの方が、生育がよかったです。(今回写真はありません)
生育に違いが出る理由としては、夏場に養分をたくさん吸収する種類なので、夏場にコンポストが少し湿っていた方が養分を吸収しやすかったのではないかと考えています。
もしかしたら、素焼き鉢でも水をジャンジャンやるといいのかも・・・。
今回の結果を基に来年からはプラ鉢に切り替えようかなと思っています。

# by hanasaka-tohsan | 2015-10-19 01:32 | Orchids (Others)
2015年 10月 12日

Habenaria erichmichelii その3

ハベナリア エリクミケリー

昨年から植え替えないでそのまま放置していたら、いつの間にか新芽が出ていました。根が傷むのが怖く、植え替えせずにそのまま栽培しています。分球したようで今年は2芽出て来ました。
昨年よりは状態がいいようですが、来年は鹿沼土主体の用土に植え替えようと思っています。
Habenaria erichmichelii その3_a0267399_2285735.jpgHabenaria erichmichelii その3_a0267399_2293026.jpg

# by hanasaka-tohsan | 2015-10-12 02:31 | Habenaria